手土産という習慣

 日本の習慣に手土産というものがあります。ご自宅に招待された時、企業を訪問する際など、手土産を持っていくことに、日本人の私達は何の違和感も感じません。そして、通常手土産は、お菓子などの食べ物が多いです。相手のことをあまり考えず、儀式のように選ぶことが多いです。

 アメリカの場合ですが、企業の訪問時には、手土産を持っていくことはほぼありません。友人やファミリーに、招待された際は、ご自宅で食事などをする場合が多いので、ワイン、フルーツ、デザートなどを持っていくことは多いです。そして、食べ物以外に多いのが、お花です。

 今回の出張の際に、数週間前に東京に移住し、3年間、日本のレストランで働くことになったアメリカ人の友人の息子と、息子のガールフレンドと食事に出かけました。その際に、こんなお花をもらいました。


 殺風景なホテルのお部屋でくつろぐ際に、少しでもリラックスできるようと!

 予想もしてなかったお花のプレゼントに、とっても驚き、嬉しくなりました。本日で、既に4日前ですが、お花はホテルのお部屋を明るくしてくてています。

 恐らく、二人で、アレンジしたのでしょう。アメリカ人独特の色の選び方と、種類のミックスの仕方が、非常に興味深いです。

 まだ、20代後半の二人ですが、私より、精神的なゆとりが、日々の生活にあるんだろうなと、思ってしまいました。

 アメリカ人は、こんな小さいことを楽しみます。人生を楽しみながら生きるのが上手い人達です。


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