安けりゃいいってもんじゃない

こんにちは。MCICインターン生のYukiと申します。

先日、ナチュラルプロダクトエキスポについて綴りましたが、それの延長として今日は安けりゃいいってもんじゃないについて綴りたいと考えます。

日本にいるとあまり感じないかもしれませんが、アメリカでは日常的に利用するスーパーの店舗にによって客層が違います。例えば、前回のブログにも書きましたがホールフーズでは比較的富裕層の方が多く利用している印象です。

ちょっと高いけどブランド力がある商品(食品)

私はよく、モンスターエナジーをはじめとしたエナジードリンクを飲みます。通常のドリンクより50円以上高いので少し割高ですが飲んでしまいます。効能は本当にあるのか知りませんが飲みます。

私はオーガニック食品を好んで食べる人が理解できませんでしたがこの気持ちと一緒だということを理解すれば後は簡単でした。

要はブランド力です、全く原価が高くなくてもブランド力は物が売れる値段を変える要因となります。人の価値観は人それぞれですので、自分の主観ではなく多角的に物事を見て判断していくという能力がビジネスの世界において大切になってきます。そんな当たり前なことに気づかされたと前回ブログにも書きました。

その点オーガニック製品は他の製品とは一線を貸すような面白い奇策でブランド力をアピールしていると感じさせる試食品をいくつか紹介したいと思います。

奇策


これはRescueというオーガニックエナジードリンクです、しっかりカフェインが配合されています。この間の面白いところは、上の部分が蓋になっていて飲み口が汚れないようになっています。なぜかアメリカのコンビニなどで買う缶ジュースは口の部分が汚れている場合があるのでこの策は有効なのではないでしょうか。それだけでなくパッケージも奇抜でかっこいいです。気のせいかもしれませんがアルミも薄めに作られていて環境に配慮されていることがわかります。


こちらはPATH Water、堂々と100% Recyclable aluminum bottleと書いてあります。公式のサイトを見てみると捨てちゃうペットボトルをやめて、毎回これに水を入れなおして生活しましょうと書いてあります(間違っていたらごめんなさい)アメリカ人が水筒を再発明したみたいで面白いです。私は水筒やお弁当箱をnaturalに絡めてアメリカで売れば大ウケすると思うのですがどうでしょうか。


これは Oakley Artesian Waterm、このパッケージを採用することによって少し飲んだら丸めてポケットにしまえる、だとかカラビナを通すところがあるから持ち運びがしやすい、アメリカの山を掘って水を採取したんだ、などとおっしゃっていました。最初は画期的ですごくいいと思ったのですが結構飲みづらかった印象です、しかし丸めてしまえる、カラビナが通せるといったメリットは大きく簡単に運搬することができました。しかしナチュラルを謳っておいて山を掘り返してまでユニークな水を採取するというのはどうなのでしょうか。


飲み物中心になってしまいましたが他に持ち替えってきたサンプルはユニークなものばかりで見ていて飽きません、またもう一度サンプルを見直して面白いと思ったものは随時このブログページにて更新していこうと思います。

まとめ

これらユニークな製品がちょっと他より高かったとしても買ってしまいしそうです、これがブランド力というものかと思い知らされます。日本はブランディングが下手だと我々MCIC社の代表取締役のNickiさんはおっしゃります、それは大いにあるなと時折感じる場面があります。
安けりゃいいってもんじゃないという考えは時に経済にとって大切な場面もあるのではないでしょうか https://toyokeizai.net/articles/-/267008

私はかなりの貧乏性でしたが、何か購買活動する時に毎回ROIを考えて効果的に自分に投資していこうと考えました。こんな資本主義の原理を理解しないで今まで生活していたのですからよくないものですね。

コメント