研修生の日記①


※この記事はインターン生のNATSUMIが作成しています。

 初めまして。

 730日から4週間MICIでインターン生として研修をさせていただく「新海夏実」です。4週間と短い期間ですが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。

 最初の投稿ですので、まずは自己紹介をさせていただきます。名前の通り、生まれは夏、そしてマイケルジャクソンと同じ日です。(誕生日を聞かれたときにはいつもマイケルジャクソンを強調して言うのですが特に興味を持たれたことはありません。)愛知で生まれ中高と女子校に通いました。今は、大学のある兵庫の西宮で一人暮らしをしています。大学では経済学部に所属し、ゼミでは中国経済を中心とした国際経済について勉強しています。

 今年の3月まで、カナダのバンクーバーで一年間語学留学をし、その時に海外で働くことや、国籍の違う人と共に働くことに興味を持つようになりました。そこで就活前のこの夏休み期間に“海外で働くとは?”“外国人と働くとは?”ということを経験したく、さらに英語力をあげるために、インターンに応募しました。この4週間のインターンでは、自分が将来何をしたいのか?何をすべきなのか?を明確にし、目標を達成するためのヒントを見つけられることができたらいいなと思っています。

 今日はNickiさんとお話をさせていただいて、興味が沸いた日本酒について書きたいと思います。



 私は、アルバイトで、外国人の観光客の方々をガイドブックには載っていないようなローカルな居酒屋に連れていくというツアーガイドをしています。日本に来てくれる方の多くは、日本酒にとても興味を持ってくれていて日本酒が好きだと言ってくれています。ですが、日本以外では日本酒は知っているけど、飲んだことがない人や、特定の種類しか飲んだことがない人が多いです。悲しいことですが“どれだけ日本酒がおいしいか”が伝わっていないようです。


 日本酒と言えば食中酒です。食中酒と言えばワインです。ワインはこんなにも広まっているのに、、、と思ってしまいます。なぜ日本酒が浸透しないのか?ということを論議させていただきました。


仮説1;一升瓶ばかりで手軽に飲める量のものがない。

 日本酒と言えば一升瓶のイメージです。自宅で保存するには大きくて重いです。日本酒が、一升瓶に入れて販売されるようになったのは、明治時代に始まったことのようです。それまでは、桶やかめで量り売りされていたのですが、水増しなどの不正を防ぎかつ、衛星的であることから、一升瓶の使用が始まったようです。それ以来の習慣が、今も続いています。最近では4合瓶も多くなっていますが、飲食店などでは見たことがありません。主に、贈り物用として4合瓶(750ミリ)は使われているようです。しかし、飲食店で日本酒をより流行らせるにはワインのように食事の際にグループで共有することができ、飲み干すことができるサイズ感が必要ではないかと思います。ワインと同じサイズにすることが必要ではないかと思います。ボトルでワインを頼むのは、ボトルのが安いからやボトル提供でしか扱っていない種類のほうが多いからなどの理由です。この点は、日本酒の4合瓶(750ミリ)などの手軽なサイズをレストランに置いて注文してもらうためにも、ワイト同じサイズが必要ではないかと思いました。

仮説2;保存期間の問題

 ワインは年を重ねるほどおいしくなるといいますが、日本酒の場合は違います。ラベルに表記されている製造年月から、通常の日本酒でおよそ1年、生酒などでは、およそ6から7か月です。熟成酒を除いて、早く飲むほうがおいしいです。その点を考えると酒蔵が出荷してから海外へ輸送し、海外のお客さんの手に渡るまでの時間は、日本酒のおいしい時期を逃してしまう可能性がおおいにあります。また期限が短いために、廃棄の量も多くなってしまうでしょう。

仮説3;日本酒の知識を十分に発信できていない

 これが一番の問題です。日本酒にはそれぞれ合う料理があること、甘口・辛口があること、雪冷えから冷や、熱燗、飛び切り燗など様々な温度で飲むことができること、純米酒や吟醸酒、ひやおろしやにごり酒などの多くの種類があること、もっきりという飲み方や塩をあてにすることなどの、日本人なら知っていることを海外の人はどれくらい知っているのでしょうか。これらの情報を十分に発信できれば、もっと日本酒を広めることが可能なように思います。


 日本酒を、世界に出すには酒蔵さんたちの協力が必須ですが、それを得て日本から海外に進出するためにMCICさんのような、情報発信力のある企業の力が必要でしょう。その仕組みを、研修中に、吸収したいです。大好きな日本酒、もっと世界中の人に、知ってほしいです。


 本日の研修生日記はこのあたりで終わらせていただきます。
これから4週間TAKAさんの背中を見ながらこの席で頑張っていきますのでよろしくお願いします。(横にいるのは、サマースクールとして、企業研修している、辛い物好きの日本の小学生です。)









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