【研修生日記】Bed Bath and Beyond視察で感じたこと

※この記事はMCICのインターン、Takaが作成しております。




弊社のクライアント様が、自社のキッチン用品のアメリカでの販売を検討されています。その市場調査のために、キッチン用品取り扱いでは、全米最大のチェーン店「Bed Bath and Beyond 」に視察に行き検証いたしました。


Bed Bath and Beyond (ベッド・バス、&ビヨンド)は1971に設立された家庭用品専門店です。今では1550店にまで成長し、6万5千の営業員が持つ、大手企業です。

最初に気づいた事は、アメリカのキッチン電化用品は、キッチン環境とデザインに合う、色彩や素材を使い、デザインされているということです。ブレンダーから炊飯器まで、すべて黒い素材か、ステンレスで作られていました。日本製の白い炊飯器を一つ見かけましたが、周りの商品と比べると非常に浮いてました。


クライアント様も、日本の商品以外は、すべて黒かステンレスだったことを、驚いておられました。その後、すぐに商品デザインは、アメリカ人デザイナーにさせなければならないと認識され、デザイナーを探してほしいと依頼を受けました。アメリカでは、キッチンもそうですが、リビング、ベッドルーム、バスルームでも、その雰囲気に調和しないものは受け入れられないということが検証できました。


もう一つ気づいた事は、バスタオルの違いでした。アメリカの家庭においては、バスタイルは、インテリアデザインの一部です。そのために、使用目的ではなく、インテリアのデコレーションとしての役目もあります。そのため、デコレーション用のタオルは、鮮やかなデザインで、様々なリボンやビーズがついているものも多いです。日常的に使うには不便ですが、部屋の見える所に置いてあると、とてもおしゃれに見えます。


おしゃれな食器なども、ダイニングテーブルに常に置いてあり、食べるときは、おしゃれな食器をしまい、日々日常的に使う食器を棚から取り出し、それを使用して食事をします。アメリカ人は非常にデザインにこだわります。


アメリカで販売する商品は、アメリカのライフスタイルにマッチすることが必須です。まずは、アメリカ人のライフスタイルを理解していただくことが重要だと改めて感じました。

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