【研修生日記】市場視察同行

※この記事はMCICのインターン、Takaが作成しております。 

 本日は、弊社のお客様の市場視察の同行をさせていただきました。私自身、何度も訪問したことのある店舗であるために、視察から学ぶことはあまりないと思っておりました。

 しかしながら、車中での、弊社コンサルタントのマーケテイングや店舗設計の事前説明を受けた後に、店舗視察をして、驚くことばかりでした。視点を変えると、今まで見えていなかったことが色々見えてきて、新しい発見が山ほどありました。



 WHOLE FOODSの視察では、この店舗には、ディスプレイのカラーコーディネーターがおり、各売り場の棚も、全てカラーコーディネイトされているということです。野菜や果物の売り場も、カラーコーディネイトされていました。また、マーケティングの基本であるパッケージングについても、勉強することができました。消費者が、商品を手に取るか否かは、全てがパッケージングにかかっていることも学びました。日本は、ブランディングとマーケティングが弱いために、商品も、棚の一番下か上に置かれており(売れないために、メインの棚においてもらえない)、売り場の棚でも、違和感があり浮いておりました。商品の良さが、パッケージで全くと言っていいほど、表現されていませんでした。



 視察の後、コンサルタントとはということを教えて頂きました。コンサルタントとは、お客様が、正しい判断をするために、正しい情報を正確に、そしてわかりやすく提供し、お客様に正しい判断をしていただく仕事であることであると学びました。

 実際に見て、感じて、検証ができる、現場視察がどれだけ重要かということを再認識致しました。

 本日の視察で最初に立ち寄った「Sur La Table」では、アメリカのキッチン用品のデザインの傾向や、価格を検証することができました。アメリカのキッチン用品の主流のカラーは、ステンレスと黒です。BED BATH & BEYONDでは、シルバーと黒が多いキッチン用品の市場で、日本の度漆の白の炊飯器が、浮いており、違和感を感じました。

 それを感じていただいたクライアント様より、アメリカ市場にあった商品にするためには、アメリカ人の商品デザイナーを使用するのが必須であるので、探してほしいと、咄嗟に、リクエストをいただきました。

 本日学んだことは、アメリカのライフスタイルにあった商品化をする重要性と、パッケージの重要性です。また、小売店の配列、配置、全てに意味があるということです。

 新人の私にとっては、全てが新しいことで、これから学ばなくてはならないことが山のようにあることを認識させていただいた市場視察同行でした。

BY 研修生(桑原)

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