見えないアパレル業界の将来

 全米最大のアパレルの展示会「MAGIC」及び、同時開催されていた「AGENDA、LIBERTY FAIR、CAPSULE」に参加して来ました。弊社は、MAGICの日本代理店をしている関係上、この10年以上、MAGICには毎回参加しておりますが、前々回より、展示会の様子に大きな変化が起きていました。今回は、予想以上の状況に、戸惑いを感じるほどでした。


 PROJECT WOMANのセクションの写真です。通路がやたら広くそして、人もまばらです。展示会全体の床面積も縮小されていますし、来場者も激減しているのは明らかです。通常、MAGICの期間は、ラスベガスの街が、アパレル業界者でいっぱいですが、今回は、会場だけでなくホテルもがらがらでした。


 今では、豪華だった「TENT」のセクションも、寂しくなっています。下記は、以前の「TENT」の会場です。


 関係者の話題は、「販売する小売店がなくなってきている」「ミレミアム世代が、物を買わない」「ファストファッションですら、売れなくなって来ている」「先が読めない」など、先行きが全く見えないという話題ばかりでした。

 アメリカの小売市場、消費者の消費動向、人生に対する価値観、その他、色々なことが変わってきている現代、多くの人が不安を感じています。しかしながら、弊社では、多くの展示会、会議に参加し、ある程度、未来が読めるので、不安より期待の方が高いです。まずは、現実を分析し受け入れる。それができないと先に進めません。現実を受け入れることは、今までやってきたこと、信じてきたことを全否定しなければならない行為ですので、非常に難しいですが、その一歩がないと、先に進めないと再認識した「アパレルウィーク」でした。

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