インターンシップ生の戯言・痴れ事・独り言⑤ Uber

 車社会のロサンゼルス。ここでは、車がないと本当に不便です。私には車がないため、何度も会社・ホームステイ先間を徒歩で2時間かけて往復しました。バスはすぐに終電を迎え、恒常的に遅延するためあてになりません。また、タクシーはお世辞にも安いとは言えず、毎回利用することは到底できません。
 
 しかし、ここアメリカにはタクシーよりも安く・広く普及している送迎サービスがあります。ご存知、Uberというサービスです。少し前に、日本にUberを導入すべきか否かという話が頻繁に上がりました。日本人でUberを利用された方はそう多くはないのではないでしょうか。

 実際、私もこちらで生活を始めるまでは利用したことがありませんでした。しかしながら、今迄に4回利用する機会があり、その利便性を感じております。本日はそんなUberについてお話したいと思います。

 UberはGarret CampTravis、Trvis Kalanick、Stumble Uponの3人が2009年の3月に立ち上げました。現在では83か国、674の都市でサービスが展開されています。殊、ロサンゼルスでは最近1万2千人のドライバーの新規雇用という目標を達成し、さらに新しく1万5千人の新規雇用を目指しているそうです。実際に、TorranceでUberを呼ぶと、5分以内に車が到着します。Uberでは、周辺を走行しているUberの車を確認出来るのですが、常に多くの車が周辺を走行していることが確認出来ます。

 また、2016年には20億人がUberを利用しているとされています。驚異的な数ですね。ちなみに、Uberのドライバーの平均的な収入は月収364$です。多くの方が、副収入として得ております。実際に私がお会いしたすべてのドライバーが他の職をメインに生計を立てていらっしゃいました。

 さて、実際に利用した感想ですが、私は大満足です!当初は、所謂タクシーよりも劣悪なサービスであると考えておりましたが、個人的にはタクシーよりも快適です。というのも、ここTorranceにおいて、Uberのドライバーをされている方は、移民の方が多く、お話しする度に様々な発見があるのです。また、先に目的地設定・支払いを済ませていることから、Uberが来れば、本当に後は乗るだけなのです。ドライバーの方とのお話しに夢中になっている間に、目的地に到着し、お別れをするというスムーズな流れなので、非常に快適です。(TorranceにTOYATAなどの日系自動車メーカーが多いためか、今迄乗車させていただいた全ての自動車が日本製だというのも興味深かったです)

 現在はLiftというライドシェアサービスに、ドライバー・利用者が流れ、たった4%のUberのドライバーが1年間以上勤続するなど追い風ではありますが、また利用したいと考えております。

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