一体アメリカで何が売れるのか、を仮説を立てて検証するワーク


こんにちは、今回ふるさとグローバルプロデューサーとして OJTに来ました星野です。

11月にアメリカに来てから、リサーチの基本を学んでいます。最初はアパレルを学ぶために来ていましたが、実際は事業家として多岐にわたって叩き込まれている、といった方が適切でしょうか。

最近は特にリサーチのやり方や物流について細かく指導を受けています。

ちなみに、これまで私は物が決まっている故に、「プロダクトアウト思考」でビジネスを考えていたと思います。それは例えば、よく日本の伝統産品に見られる、

「日本の鉄器が売りたい!」
「会津木綿が売りたい!」

など、最初に売りたいものが決まっている場合ですね。この場合は、やると決めたら推進力というか突進力はありますが、一方で、どうしても市場のニーズにマッチしないケースがあります。もしくはマッチ「させる」のにやや難易度が高いケースがあります。

しかし、今回ひたすら行っているのは、マーケットイン思考ですね。これはコンサルやプロデューサーとして働くための基本的能力、というか。市場がどのような動向を示しているのか、そこに何を当て込むべきなのか、ということを考えていきます。

このように、私自身、何かアイディアを生み出したり、ビジネスを創造するには二つの方向があると考えており、人間の好みや市場の傾向から入るのか、それとも既にあるものをどのように受け入れられ、ヒットさせるかという立場で考えるのか、という2つが挙げられます。



この図はイノベーションを生み出すためのステップとして用いられている図ですが、参考までに挙げます。少なくとも僕はこれまで後者で考えていたわけで、伝統文化・工芸品というものはどうしてもそのような特徴を持ってしまいます。

時代は明らかにテクノロジー、新しいもの(自動運転、人工知能、IoTなど、、、)を求めていますから、それに劣らぬよう、どのように「古き良きもの」を現代風にリバイバルするのか、というのが自分の事業のミッションでもありました。

いづれにせよ、どちらがいい、とかではなく、どちらに偏ってもいけず、どちらからも事業を構築することができなければなりません。

リサーチの際はフラットな思考で、なるべくフィルターを外して行わなければならないので、脳みその使い方にもコツがいるな、という感じです。

そして今日はAmazon,楽天、展示会のサイトから100リストリサーチを行いました。

具体的に言えば、

URBAN OUTFITTERSで売れそうな商品
BED & BATH BEYONDで売れそうな商品
HOME DEPOTで売れそうな商品

この3社についてリサーチを進めています。

この後に、テストマーケティングとして、実際にAmazon、ebayで出品し、収益ではなく、どのような反応が得られるか、ということを目的として、販売を開始します。
(収益メインで考えるとあまりに非効率的なので。)

特にebayでは既に同じ商品は出品がされているので、どのように差別化をするのか、を考えねばいません。安易に価格競争に走ってしまうと自らの首を絞めることになりますからね。




それでは明日からまた報告を続けていきます。


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