パスポートは無くさないように!

先日、日本から帰国して、ロスの空港に着いた途端に、現在、渡米中のお客様からのメールが・・・「パスポートを無くしました。いつ日本からご帰国ですか?」とのこと。慌てて、連絡を入れると、明日帰国予定だが、パスポートが見つからない。たぶん、落としてしまった。現在、ユタ州からロスに移動中とのこと。既に領事館にも連絡して、渡航書の発行に必要なものを聞いているとのこと。とりあえず、明日の朝にお会いしましょうということになり、朝の6時半にホテルにお迎えに。

朝ごはんを食べながら、お話しをおうかがいすると、何と、パスポートの他に、家の鍵、オフィスの鍵、車の鍵を無くされたとか。車検もすぐなのに、それもできない・・・と大変ブルーになっておられました。が、私は失礼にも、笑いをこらえるのに必死でした。

社長、笑いながら、ぼろくそに言いながら、予定通りの便で、ご帰国。残ったスタッフの方と、渡航書に必要なものの準備を。

警察証明:通常、アメリカは落とした管轄の地域の警察に行く必要があります。また、飛行機の中で、紛失すると、どこが管轄か微妙になるので、警察に言ったら、ロスでなくしたと言うようにと伝えた上で警察に行きました。ロスでなくしたと言うと、ここはTORRANCE市のみ管轄だと言われかけたので、私が、「TORRANCEのうちのオフィスのパーキングで無くされた」として、何とか警察証明の登録までできましたが、書類作成まで3日~4日かかるといわれ、またブルーに。「僕なら、正直にユタで無くしたと答え、そして、きっと、ユタまで飛行機に乗って行っていたと思う」とのこと。そんなことしていたら、いつまで経っても帰れません。

パスポート用写真:不幸なことに、最初にいったお見せでは、写真撮影までしたのに、機械の故障で、写真ができず、次のお店へ。二件目のお店は、2週間前に、パスポートフォトのサービスをやめたとのこと。そこで、一言「何も前進していないようなに思うのですが・・・」と弱気の発言。その後、3件目でようやく写真をゲット。

月曜日になり、警察に電話をしたrあ、証明書はまだできないので、5時に電話をかけてくるようにとのこと。またためいき。私は領事館に電話をして、書類はないが、ファイル番号だけで大丈夫かと聞くとOKとのこと。すぐに領事館に行き、手続きを。4時に戻ってきてください!と言われましたが、そこまで待てない。明日の朝に来ましょう!ということで領事館を後に。

火曜日の朝、領事館で渡航書をゲットし、2時の飛行機でご帰国されました。無くされたのが、金曜日なので、最短でご帰国いただくことができましたが、大変な作業です。お金もかかります。どうか、みなさん、パスポートは無くされないでください。

これが、苦労して取られた渡航書です!

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